2007年度〜2015年度の活動

作業療法を社会学・障害学する研究会

日時 2015年12月26日(土) 13:00〜16:20
場所 日本福祉大学中央福祉専門学校 502号室
(JR・地下鉄「鶴舞」駅から徒歩5分)
発表者(1) 山田隆司(当事者セラピスト)押富俊恵(当事者セラピスト)
テーマ(1) 当事者セラピストの視点とその比較
発表者(2) 神田太一(聖隷クリストファー大学リハビリテーション科学研究科)
テーマ(2) 作業療法研究における役割獲得について
発表者(3) 田島明子(聖隷クリストファー大学 准教授)
テーマ(3) 作業的公正と障害とその制度
参加費 無料
共催 障害学研究会・中部部会、NPO法人作業療法支援ネット

愛知大学文学会・障害学研究会 例会

日時 2015年3月29日(日)13:30〜16:00
内容 『愛知の障害者運動――実践者たちが語る』出版によせて
概要 障害学研究会中部部会では、このたびこれまでの研究会・ワークショップに来ていただいた方々のお話等をまとめ、『愛知の障害者運動――実践者たちが語る』 (現代書館)を刊行することになりました。この出版を記念したワークショップ を開催いたします。

『愛知の障害者運動――実践者たちが語る』

障害者運動の中心は、大阪・東京であり、他の各地の運動はこれらの流れの傍流として語られることが多いと思います。しかし愛知には、これらとは異なる、しかも70年代からの障害者運動の流れが存在します。

評者として、立命館大学の立岩真也さんにお越しいただき、本書で語られた内容をふまえ、さらに愛知の運動の特殊性、全国の障害者運動との関係等についても、お話いただく予定です。

みなさまのご参加をお待ちしております。

※当日、会場で書籍をお求めいただけます。
場所 愛知大学 車道キャンパス本館 13F
(地下鉄桜通線「車道」駅1番出口 徒歩3分)
評者 立岩真也(立命館大学)
資料 『愛知の障害者運動』出版によせて(外部リンク)
参加費 無料

愛知大学文学会・障害学研究会 例会

日時 2014年3月29日(土)13:30〜16:00
内容 愛知障害フォーラム(ADF)の過去・現在・未来
報告者 辻直哉(愛知障害フォーラム事務局長)
木下努( 愛知障害フォーラム事務局員)
概要 愛知障害フォーラム(ADF)は、2008年に「障害者権利条約」に謳われる障害者の諸権利の実現に向け、愛知県内の障害者施策を推進するとともに、障害をもつ 人の人権保障を推進することを目的に連携を図るために、愛知県下の障害者団体によって結成されました。今回は、ADFの活動を担っておられる辻直哉さん(ADF 事務局長)と木下努さん(ADF事務局員)にお話をうかがいます。皆様の参加をお待ちしております。
場所 愛知大学 車道キャンパス本館 K1004ゼミ室
参加費 無料

愛知大学文学会・障害学研究会 ワークショップ

日時 2013年5月18日(土)13:30〜16:00
内容 「精神」をめぐる愛知の当事者活動
報告者 伊藤訓之(名古屋うつ病友の会 代表)
コメン
テイター
早野禎二(東海学園大学)
場所 愛知大学 車道キャンパス本館 K1101ゼミ室
参加費 無料

愛知大学文学会・障害学研究会 ワークショップ

日時 2012年11月11日(日)14:00〜16:30
内容 名古屋ライトハウスの歴史
報告者 近藤正臣(社会福祉法人名古屋ライトハウス専務理事、全国社会就労センター協議会会長)
場所 愛知大学 車道キャンパス本館 K1004ゼミ室
参加費 無料

東海社会学会 第5回大会シンポジウム

日時 2012年7月14日(土)13:30〜16:30
内容 施設の現在
報告者(1) 内田良(名古屋大学)
内容(1) 施設管理は学校事故を抑制しうるのか
報告者(2) 青木千帆子(立命館大学)
内容(2) 災害避難時にあらわれる障害者福祉施設の特性
報告者(3) 渡部勝(NPO法人 たすけあい名古屋)
内容(3) 「たすけあい名古屋」の誕生の経緯と現在の課題
コメント(1) 川北稔(愛知教育大学)
コメント(2) 土屋葉(愛知大学)
司会 時岡新(金城学院大学)
コーディ
ネイター
後藤澄江(日本福祉大学)
渡辺克典(立命館大学)
趣旨文 1970年から80年代の日本において、学校や病院・福祉施設をめぐって管理社会論が展開されました。ここでは、さまざまな「施設」に焦点が当てられ、「施設」は管理社会を象徴するひとつのキーワードとなりました。第5回目となる今年度の大会シンポジウムでは、現代社会の一側面として、管理社会論以後の「施設」について検討します。
東海社会学会では、昨年度はネオリベラリズム時代における市民社会を社会学の理論と実践の両面から検討してきました。ネオリベラリズム時代とよばれる現代では、「施設」をめぐって次のふたつの特徴も見いだすことができます。第1に、それは科学技術の発展を背景とした監視社会=リスク社会でもあります。現代において、管理は新たな「監視のまなざし」としてリスクをコントロールし、私たちの日常生活をつくりあげています。そこには、「施設」に関する新しい考え方や取り組みがあります。第2に、「施設から地域へ」といった変化があります。教育・福祉の双方において、その活動は「施設」の内部にとどまるものではなく、外部としての「地域」において営まれるようになっています。ただし、それは施設を否定する「脱施設」といった単純な事態ではありません。「地域で生きること」をめぐるさまざまな実践から、改めて「施設」について考える必要があります。
本シンポジウムでは、アクチュアルな「施設の現在」をめぐる多様な事例を通じて、現代社会のマクロな変化について広く考えていきたいと考えています。教育・福祉分野の方に限らず、多くの方々にご参加いただければ幸いです。
会場 愛知大学豊橋キャンパス 6号館1階610
参加費 無料
共催 障害学研究会中部部会
文部科学省 学術研究助成基金助成金 若手研究(B) 「病者・障害者における当事者運動組織のネットワーク形成と「国際化」に関する研究」(代表:渡辺克典)
後援 中日新聞社

第10回 研究会

日時 2012年6月30日(土)13:30〜16:00
内容 日本における作業療法学の現代史――対象者の「存在を肯定する」作業療法学の構築に向けて
報告者 田島明子(聖隷クリストファー大学)
概要 先日、博士論文として提出した内容についてご報告させていただきます。大きくは、日本における作業療法学の現代史を描きました。そして、「存在の肯定」という規範的命題を立てて、その現代史を評価し、今後の学の方向性について提案を行っています。不十分な点が色々あると思いますので、ぜひ忌憚のないご意見を頂きたいと思っております。よろしくお願いいたします。(田島)
場所 愛知大学豊橋キャンパス 研究館1階 第1・第2会議室
参加費 500円

愛知大学文学会・障害学研究会 ワークショップ

テーマ 施設/社会――少年院と障害者労働から考える
日時 2012年3月4日(日)14:30〜18:00
内容(1) 少年院の教育――外部社会との連続性に注目して
報告者 都島梨紗(名古屋大学大学院)
司会 内田良(名古屋大学)
映画上映 映画『わっぱ』(監督:シム・ミンギョン)
内容(2) 「地域に出る」それは手段だったのか目的だったのか
報告者 青木千帆子(立命館大学)
司会 土屋葉(愛知大学)
コーディ
ネイター
渡辺克典(立命館大学)
場所 愛知大学 車道キャンパス本館10階 K1005教室
参加費 無料
共催 東海社会学会(第7回研究例会)
共催 文部科学省 学術研究助成基金助成金 若手研究(B) 「病者・障害者における当事者運動組織のネットワーク形成と「国際化」に関する研究」(代表:渡辺克典)

愛知大学文学会・障害学研究会 ワークショップ

日時 2011年9月11日(日)13:30〜16:00
内容 「関西の障害者運動」
講師 定藤邦子(立命館大学大学院)
司会 後藤悠里(名古屋大学大学院)
場所 愛知大学 車道キャンパス本館13階 第3会議室
参加費 無料

障害学研究会 ワークショップ

日時 2011年8月6日(土)13:30〜16:00
内容 愛知県の「ろう者」の歴史
講師 桜井強(日本聾史学会会長)
司会 時岡新(金城学院大学)
コーディ
ネイター
渡辺克典(立命館大学)
場所 愛知大学 車道キャンパス本館 K1005
参加費 無料
共催 文部科学省 学術研究助成基金助成金 若手研究(B) 「病者・障害者における当事者運動組織のネットワーク形成と「国際化」に関する研究」(代表:渡辺克典)

愛知大学文学会・障害学研究会ワークショップ

日時 2011年3月19日(土)14:30〜17:00
内容 「わっぱの会」のあゆみ
講師 斎藤縣三(特定非営利活動法人 共同連事務局長、NPO法人 わっぱの会 代表理事)
司会 土屋葉(愛知大学)
場所 愛知大学 車道キャンパス本館 K1101
参加費 無料

障害学研究会ワークショップ

日時 2010年11月27日(土)13:30〜16:00
内容 ゆたか福祉会の歴史と現在――「ゆたか共同作業所」設立とその前後を中心に
講師 秦安雄(中部学院大学大学院人間福祉研究科教授、日本福祉大学名誉教授、ゆたか福祉会顧問)
指定討論者 時岡新(金城学院大学)
渡辺克典(名古屋大学)
司会 伊藤葉子(中京大学)
場所 名古屋大学 大学院情報科学研究科1階講義室1
(地図上の左下、42番の建物です)
参加費 無料

第9回 研究会

日時 2010年6月19日(土)13:00〜16:00
内容(1) 香港における障害者団体の活動とめざすもの――インタビュー調査より
報告者 後藤悠里(名古屋大学大学院)
内容(2) 障害者運動のネットワーク研究に向けて――N. Crossley Contesting Psychiatryを中心に
報告者 渡辺克典(名古屋大学)
場所 名古屋大学 全学教育棟 北館3階C344 社会学演習室
参加費 500円

愛知大学文学会・障害学研究会ワークショップ

日時 2010年1月31日(日)13:30〜16:00
内容 障害者(患者)運動の系譜
講師 児島美都子(東京福祉大学・大学院社会福祉学研究科教授 社会福祉学博士 日本福祉大学名誉教授)
場所 名古屋大学 大学院情報科学研究科1階講義室3
参加費 無料

シンポジウム

日時 2009年11月22日(日) 13:30〜15:45
内容 障害/当事者/社会運動 ―社会学・社会福祉学は障害者運動に対してどのように向き合うことができるのか―
講師 田中耕一郎(北星学園大学社会福祉学部 教授)
専門:福祉社会学・障害学
主な著書:『障害者運動と価値形成−日英の比較から−』(単著、2005年、現代書館、2006年度日本社会福祉学会賞)
コメンテイター 川北稔(愛知教育大学)
山下幸子(淑徳大学)
司会 時岡新(金城学院大学)
コーディネイター 渡辺克典(名古屋大学)
場所 名古屋大学 大学院情報科学研究科 1階講義室1
参加費 無料

第8回 研究会

日時 2009年10月4日(日)13:00〜16:00
内容 東海地方の代表的な障害者運動
報告者 伊藤・河口・後藤・土屋・時岡・渡辺
場所 名古屋大学 大学院情報科学研究科 講義室3
参加費 500円

第7回 研究会

日時 2009年8月1日(土)13:00〜16:00
内容 田中耕一郎『障害者運動と価値形成』を読む ―障害者運動の理解を目指して―
テキスト 田中耕一郎、2005、『障害者運動と価値形成―日英の比較から』現代書館.
報告者 土屋・渡辺
場所 名古屋大学 大学院情報科学研究科 講義室2
参加費 500円

第6回 研究会

日時 2009年3月15日(日)13:00〜16:00
内容 Carol Thomas の Sociologies of Disability and Illnessを読む ―障害学と医療社会学の対話―
テキスト Carol Thomas, 2007, Sociologies of Disability and Illness: Contested Ideas in Disability Studies and Medical Sociology, Palgrave Macmillan.
報告者 土屋・後藤・渡辺
案内 今回は、キャロル・トマスのテキストをもとに、障害学と医療社会学との対話について話し合いたいと思います。テキストを読まなくても参加できる形での研究会にしますので、ぜひご参加下さい。(渡辺)
場所 日本福祉大学名古屋キャンパス北館7階7B
参加費 500円

第5回 研究会

日時 2008年12月20日(土)13:00〜16:00
内容 Tom Shakespeare "Disability Rights and Wrongs"を読む ―社会モデルの批判的検討に向けて―
テキスト Tom Shakespeare, 2006, Disability Rights And Wrongs, Routledge.
報告者 後藤悠里
案内 今年の障害学研究会中部部会のテーマは「障害学についてより深く学ぶ」です。社会モデルの考え方は現在どのように発展してきているのでしょうか。今回はイギリス障害学者の一人Tom Shakespeare Disability Rights and Wrongs(2006)の内容およびこの本に対する書評を紹介します。そのことによって、社会モデルの現在の形が描き出せればと思っています。テキストを読まなくても参加できる形での研究会にしますので、ぜひご参加下さい。(後藤)
場所 日本福祉大学名古屋キャンパス北館7階
参加費 500円

愛知大学文学会
障害学研究会ワークショップ

日時 2008年9月7日(日) 13:30〜16:00
内容 合評会 〜 著者 杉野昭博氏をお招きして 〜
テキスト 杉野昭博著『障害学――理論形成と射程』 2007年、東京大学出版会
対象書紹介 アメリカやイギリスで誕生、発展してきた「障害学」とはどのような理論と実践なのか。「社会モデル」理論をはじめ、障害をめぐるさまざまな考え方や論争点、成果と課題についてわかりやすく解説し、日本における「障害学」の可能性を探る。
コメンテイター 古井透(大阪河崎リハビリテーション大学)
河口尚子(名古屋女子大学)
場所 日本福祉大学名古屋キャンパス北館7階
参加費 無料

第4回 研究会

日時 2008年7月19日(土) 13:00〜16:00
内容 杉野昭博『障害学−−理論形成と射程』(東京大学出版会、2007)第4章〜第6章
報告者 河口、伊藤、土屋
場所 日本福祉大学名古屋キャンパス北館7階
参加費 500円

第3回 研究会

日時 2008年6月21日(土)13:00〜16:00
内容 杉野昭博『障害学−−理論形成と射程』(東京大学出版会、2007)第1章〜第3章
報告者 時岡、後藤、渡辺
場所 日本福祉大学名古屋キャンパス北館7階
参加費 500円

第2回 研究会

日時 2008年1月26日(土)13:00〜16:00
テーマ 「障害学とソーシャルワーク」
報告者 河口尚子
案内 今回は、イギリスの障害学のMichael Oliver&Bob Sapeyの Social Work with Disable People 3rd Edition を題材に障害学の視点をソーシャルワーク実践にどう生かしていけるかを考えたいと思います。(河口)
場所 日本福祉大学名古屋キャンパス北館7階
参加費 500円

愛知大学文学会
障害学研究会ワークショップ「障害学とはなにか」

日時 2007年10月27日(土)13:30〜16:30
テーマ 「障害学とはなにか」
講師 倉本智明(くらもと ともあき)
プロフィール:東京大学大学院経済学研究科特任講師
専攻:障害学,福祉社会学
障害学会理事,『障害学研究』編集委員
主な著書:『だれか、ふつうを教えてくれ!』(2006年,理論社),『セクシュアリティの障害学』(編著,2005年,明石書店),『障害学の主張』(編著,2002年,明石書店),『障害学を語る』(編著,2000年,エンパワメント研究所),『障害学への招待−社会・文化・ディスアビリティ』(共著,1999年,明石書店)
コメンテイター 伊藤葉子(中京大学現代社会学部)
ましこ・ひでのり(中京大学教養部)
メッセージ 障害学とは、障害者という存在を窓に社会の成り立ちについて問う新しい学問です。障害に関する研究は、これまでもさまざまなかたちでなされてきました。それらと障害学とはどこがどうちがうのでしょうか。いくつかの事例をとり上げ、具体的に考えてみたいと思います。また、障害学がもつ「自己解放の営み」という性格についても、そのあやうさを含めお話しできればと考えています。(倉本)
場所 愛知大学 車道校舎901講義室(本館9階)
参加費 無料

第1回 研究会

日時 2007年7月14日(土)14:00〜17:00
テーマ 「日英文化比較を通して『日本型』差別禁止法を考える」
報告者 後藤悠里
案内 現在、日本において差別禁止法制定への機運が高まりつつあります。効果的な法とするためには、日本の文化的条件を踏まえることが必要ではないでしょうか。今回の発表では、日本とDDAをすでに施行している英国の文化比較を通じて、どういった形の差別禁止法が良いのかを考えてみたいと思います。ぜひ、みなさんの差別禁止法への提言をお聞かせください。(後藤)
場所 中京大学八事キャンパス(センタービル7階07Dゼミ室)
参加費 500円

プレ研究会

日時 2007年5月25日(金)19:00〜21:00
テーマ 「海外の大学における障害学講座」
(イギリス・リーズ大学、カナダ・カルガリー大学)
報告者 河口尚子・後藤悠里
案内 海外の大学において障害学の授業がどのように行われているのか−このような情報を得ることは難しいのではないでしょうか。今回は、イギリス・リーズ大学およびカナダ・カルガリー大学での体験を紹介します。具体的には、カリキュラムや授業形態、授業内容について触れていきます。海外における障害学講座についての雰囲気を味わっていただければと思っております。(後藤)
場所 愛知大学車道キャンパス 1104ゼミ室(本館11階)
参加費 500円