日本学術振興会・科学研究費助成事業採択課題「障害女性をめぐる差別構造への「交差性」概念を用いたアプローチ」に関するウェブサイトです。(URL: https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-16K04114/

研究の目的

障害女性をめぐる差別構造については様々な視点から研究がなされてきたが、その蓄積は未だ不十分である。障害のある女性は「ディスアビリティ」と「ジェンダー」という2つの異なるポジショナリティによって差別状況におかれている。本研究は「交差性(intersectionality)」という概念について検討したうえで、複合的な差別構造を明らかにし、障害と女性について新たな知見を見出すことをめざす。これにより、障害と女性に関する課題を明確に浮かび上がらせ、新たな知見を得ることができる。

具体的には生活史法を用いることを予定している。まず(1)障害女性がこれまでの人生において経験してきた「生きづらさ」を描き出す。さらに(2)「差別」に抵抗する、障害女性による生存のための戦略を明らかにする。以上により本研究は、障害女性への体系的なエンパワメントモデルを構築するための、基礎的研究に資することをめざすものである。

研究メンバー

研究代表者:土屋葉(愛知大学)
研究協力者:伊藤綾香(株式会社政策基礎研究所)
研究協力者:伊藤葉子(中京大学)
研究協力者:臼井久実子(DPI女性障害者ネットワーク)
研究協力者:河口尚子(立命館大学)
研究分担者:後藤悠里(福山市立大学)
研究協力者:瀬山紀子(DPI女性障害者ネットワーク)
研究分担者:時岡新(金城学院大学)
研究分担者:渡辺克典(徳島大学)